●仕上げ
同軸ケーブルは防水ケースの中央下部から引き出し、塩ビパイプに通します。
防水ケースと塩ビパイプを固定する為に、ホットボンドを使います。
各エレメントは垂直から左方向に「30°」傾けて、ホットボンドでブームに接着します。
エレメントはとがありますので、間違えないようにして下さい。(前頁の図を参照)
エレメントとベーク板の固定強化に、ホットボンドを使います。
これは同軸ケーブルを含め、防水する意味もあります。
写真左側のブームに貼ってある白いビニルテープは、北方向のエレメントを示します。
RFI対策の為、ベーク板の裏側にフェライトコアを取り付けます。
エレメント先端はホットボンドで穴埋めして、雨水流入を防ぎます。
エレメントの材質はアルミですので腐食防止の塗料を塗っておくと良いでしょう。
●アンテナの調整
設計どおりであれば、VSWRも2.0以下になる筈です。
共振点が多少ズレていても受信用ですので気にする必要はありません。
写真のような値になればFBです。